FAQ
鉄骨Q&A
鉄骨工事で使う言葉
「アンカーボルト」・・・基礎と鉄骨をつなぐ部材。基礎のコンクリートに埋め込まれているボルト。その役割によって、建方のとき一時的に柱を建てるためだけに使用する建方用アンカーボルトと、建物の一部として構造耐力を負担する構造用アンカーボルトがある。
「アングル」・・・断面がLの字型をした鋼材。山型鋼ともいう。
「アーク溶接」・・・鉄骨と溶接棒の間に電流を流すことによって発生するアーク熱によって鉄骨を溶かし、融合する接合方法。被覆アーク溶接棒を用いた溶接を指す場合もある。
「一次締め」・・・鉄骨工事において、本締め前に部材同士を密着させる目的で行われる締め付けのこと。
「ウェブ」・・・H鋼やI型鋼などの鋼材で、せん断力に対抗する為に設ける垂直の板。Hの字で言えば水平方向の-の部分にあたる。
「裏当て金」・・・溶接の際に溶着金属が溶け落ちるのを防止する板材のこと。
「裏書き証明」・・・市中在庫の鋼材を使用した場合などに、ミルシートをコピーした裏に使用したもの(会社)が判子をおして、その鋼材を使用したと証明する方法。
「エスエス材」「SS材」・・・一般構造用圧延鋼材のこと。JIS(日本工業規格)で規定されている。
「エスエヌ材」「SN材」・・・建築構造用圧延鋼材のこと。SS材と比較して溶接性や化学成分が細かく規定されている。
「大梁」おおばり・・・柱と柱を繋ぎ、長期荷重(建物の自重や人などの重さ)だけでなく短期荷重(地震力など)に抵抗する部材。剛接合によってガッチリと一体化される。G梁(ジーばり)ともいう。
鉄骨って、専門用語が多くて分からない言葉だらけですよね。ここではそんな語句を順番に、いくつかピックアップして掲載していきたいと思います。
記載のない語句については、お問い合わせより質問いただければ、順次ホームページにアップしていきます。